野菜の飾り切りには、市販の様々な抜き型を使って抜くだけで完成する手軽なものもありますが、こちらは抜き型は使わず、包丁を巧みに操り切り抜いて作ります。
そのうちの一つ、蝶々(ちょうちょ)をかたどった人参飾り切りを作ります。
(。・_・。)ノ
この手の飾り切りは、🐲高級中国料理店で、主にスープ、炒め物などの彩りに使われます。
見栄えが良く、簡単に高級感を演出できるために当ブログでは、料理のジャンルを問わず使用しています。
さて、当ブログで作る【蝶々の人参飾り切り】には、《簡単》なバージョンと《高難易度》バージョンの二種類ありますが、2つとも作ります。
まず切り方のイメージ図面を簡単に書きましたのでご覧ください。
曲線がなく直線なので簡単で初めての方でもやり易いです。
※最初に皮を剥いてから半分にしても構いません。
包丁を使いたくない場合は、100円ショップでも入手可能な「野菜用彫刻刀」を使ってもいいでしょう。
これで《簡単》バージョンの出来上がりです。
あとは後半で厚めの薄切りにします。
続いて《高難易度》バージョンを作ります。
これは、半月状態のまま使います。
中央にV字の切り込みを入れます。
横から1mmほど下にまっすぐ包丁を当てて平行にスライドさせて、真ん中のV字切り込みの1歩手前でグッと斜めに立てて少し潜り
そして、包丁を上でも、下でもどちらでもいいので、そのまま包丁を引き抜くように軽くスライドさせると
爪楊枝1本分の人参のくずが、包丁の刃先に乗せられて引き出されるので取り除く。
これを取らないままだと、触覚の輪郭が分かりづらいです。
《簡単》バージョンとは違い、角に丸みをつけて曲線にします。
反対側も同様にしたら出来上がりです。
あとは、これを金太郎飴のように切るだけで、どこから切っても同じ模様になります。(o^^o)
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《蝶々 簡単バージョン》 |
普通のスライスよりも、やや厚めに切ります。
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《蝶々 高難易度バージョン》 |
調理中に形が崩れないようにするためです。
これを形が崩れない程度に軽く固めの下茹でにします。
冷水に落として冷やします。
これで完成。\(^o^)/
完成後は、できるだけ一度で使うのが望ましいのですが、もし使いきれずに余ったら容器に移して水を張って保存します。
使う時は、水を切って料理の仕上げの段階で加えます。
容器に入れた人参は、一日おきに水を変えれば、冷蔵庫で3日間は大丈夫ですが、傷むのが早いのでなるべく早く使い切ってください。
では、以上。(´・ω・`)ノシ
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