人参スライスの飾り切り【兎(うさぎ)】編・作り方


今日は、人参で簡単な「うさぎのスライス飾り」を作ります。

この飾り切りは、どこから切っても同じなので「金太郎飴」のように切って使え
和洋中問わず様々な料理にデコレーションとしても使えるので覚えたら自慢出来る(笑)。



例えば、クリームシチューに使ったり、肉じゃがなんかの彩りにも使えば
普通に切って使うよりも華やかになること請け合いでしょう。

砂糖とバターで甘く煮るグラッセなんかにも使っても面白いと思う。

さて、以下はよくある野菜の「抜き型」を使わず、家庭の包丁を使っての手作業です。

ただ、切れない包丁だと危ないので作業前によく研いだ方がいいね。


まずは半分に切り落とす。

包丁の刃渡りの長さの半分くらいの小さめがやりやすいです。


ヘタを切り落として桂剥きの要領で表面のデコボコの段差を無くすような感じで皮を剥いていく。

出来るだけ真っ直ぐできれいな円柱形になるように剥く。



それを今度は半分に切り落として半月にする。



【耳】
まずを作ります。

左上部に左斜め下向きの鋭角V字に切り込みを入れる。



次に緩やかなカーブを付けて余分な部分を切り取って背中を丸く成型する。

滑りやすいので誤って手を切らないようにくれぐれも注意する。

【口・顎(あご)】
次にあごを作る。

左下から斜め上を少し切り落として。交わって尖った部分を、V字に切り込みを入れて口を成形する。

【尻尾】
次に右横の尻尾の部分を彫り出してから背中を急カーブさせ尻尾の付け根(上部)まで切って尻尾を露出させる。



そのあとお尻部分も右下から上に向かってカーブさせ尻尾の付け根(下部)まで切って成型する。

【足】
底面2箇所に斜めV字に切り込みを入れてに作る。


これで出来上がり。


あとは、少し厚めのスライスにしてから炒め物や、スープなどなんなり使うといいです。

人参だけ別鍋で一度固めの下茹でをしてから料理の仕上げの段階で加えるのが形が崩れなくていいです。




~あとがき~

こんな面倒なことしなくても100円ショップにも売ってる
市販の野菜の抜き型を使えば楽に作れるでしょう(笑)。

でも、この方法だと抜き型を持ってなくても作れるし、想像力を活かして自分だけの味のあるユーモラスな形も思いのまま。

初めて作るならばまずは、作りたいと思う対象のシルエットの大まかな絵を紙に書いた方がその後の作業をイメージしやすいです。

また何か面白いのがあればアップしますね。

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