ポムスフレの三度揚げ・天麩羅(和)フライ(洋)フリッター(中華)で実験


今日は、ポムスフレを使ってこの前、揚げ物をしてる時にふと疑問に思った事をやってみようと思う。



低温高温の落差のある二種類の油で二度揚げして膨らませて作るのがポムスフレだが

これを更に各種の揚げ物の衣を纏わせて三度揚げしたらどうなるのか実験してみたのだ。


まずは普通にポムスフレを3個作る。

今回は後ほど内部の状態を分かり易くするために、わざと少し濃いめの色に揚げた。

ここまで↑揚げると、かなり硬くてまるで堅焼き煎餅のようで表面の厚さは卵の殻並みに薄いにも拘らず
ちょっとやそっとじゃ簡単には割れません。


それぞれに小麦粉をまぶして、和洋中の天ぷら衣を作って潜らせて揚げる。


これで全品出来上がりだ。

【和・ポムスフレの天ぷら】

【和・ポムスフレの天ぷら】
薄力粉と水だけを使ってグルテンを出さないようにして作る日本料理の揚げ物「天ぷら」。

淡泊だが、サクサクとした食感だ。



天ぷらで「薩摩芋の天ぷら」ってあるし、塩か、天つゆに付けて食すとうまいだろなあ。(¯﹃¯*)じゅるり

【和・ポムスフレの天ぷら】
内部はこんな↑↑↑感じで空洞になってる。

やはりポムを黒っぽく揚げて正解だった、内部の色が濃い目なので分かり易い。

【洋・ポムスフレのフライ(カツ)】
小麦粉、卵、パン粉を付けて揚げた洋風の揚げ物「フライ(カツ)」。
洋風の芋の揚げ物っていえば、「コロッケ」があるけど、これは中身スカスカだから↑食べ応えがないです(笑)。

【洋・ポムスフレのフライ(カツ)】

【洋・ポムスフレのフライ(カツ)】
これも中は空っぽでこんな感じだが、揚げたパン粉が香ばしくサクサクだ。

最後は・・・

【中華・ポムスフレのフリッター】

【中華・ポムスフレのフリッター】
小麦粉、ベーキングパウダー、片栗粉、油、塩、水を合わせて作った衣に潜らせて揚げた
中華風のモコモコとした揚げ物「フリッター」。



中国語で油で揚げることを「炸(ザー)」と言うけど、ポムスフレのことを中国語で何と言うのか分からん(笑)。

【中華・ポムスフレのフリッター】
これも中は何もないが、衣が空気を含んでふんわりサクサクだ。


正直、作るのはとても面倒臭かったのだが(苦笑)、無意味な実験ではなく今後に繋がる
次世代のポムスフレ料理開発のヒントにもなる有意義な実験だった。

なので今後もポムスフレ料理の研究は続けていきたい。

しかし、今回の実験でポムスフレをこのように三度揚げした人物は
世界中で恐らく自分以外にはいないだろうな…(笑)。

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