【珍珠奶茶包（タピオカミルクティーまん）】を作ってみた

【珍珠(ジェン・ジュゥ)】…タピオカ
【奶茶(ナイ・チャァ)】…ミルクティー
【包(パオ)】…まんじゅう

この【珍珠奶茶包】とかいう中華まんは、台湾の店で作って売られてるそうですが、日本ではタピオカ屋どころか、各食品メーカーさえも発売してないので存在しません。(2019年10月16日現在)。

これが今後、日本で発売されるかどうかは分かりません。

なので今日は、その【タピオカミルクティーまん】を《独自開発》で作ってみます。(｡･_･｡)ﾉ

◀作り方★レシピ▶
「生地(皮)」
⭕️薄力粉
⭕️インスタントドライイースト(金サフ)
⭕️ベーキングパウダー
⭕️黒砂糖
⭕️バター
⭕️紅茶

「フィリング(タピオカミルクティークリーム)」
🔵薄力粉
🔵上白糖
🔵塩
🔵牛乳
🔵全卵
🔵紅茶
🔵バター
🔵タピオカ

まずはフィリングの【タピオカミルクティークリーム】を作ります。

鍋にお湯を沸かして茶葉を入れて「紅茶」を煮出します。

ティーバッグの紅茶でも可能です。

この紅茶は後ほど、生地(皮)にも使います。

冷凍インスタントの「ブラックタピオカ」を鍋で沸かして戻しておきます。

別の鍋に砂糖、薄力粉投入して二つをよく混ぜ合わせます。(火にはかけない。)

混ぜたら牛乳を少しづつ投入して粉類にダマが出来ないように馴染ませながら耐熱ヘラで混ぜ合わせます。

ここで弱火🔥にかけて、耐熱ヘラで鍋底から擦りながら常に混ぜ続けながら少しとろみが付くまで撹拌します。

とろみが付いてきたら一旦、火から外しておきます。

ボウルに全卵、紅茶をよく混ぜ合わせます。

漉し網を通して、先ほどの鍋の中に入れます。

入れたらよく混ぜて、鍋を再度弱火🔥を付けて耐熱ヘラで鍋底から擦りながらプツプツと沸騰するまで加熱します。

もったりとしたら火から外してバター投入してかき混ぜて馴染ませます。

ザルに上げてよく水気を切ったタピオカを投入して混ぜ合わせます。

後で包みやすくするため、バットに入れて冷蔵庫で冷やし固めておきます。

その間に生地(皮)を作ります。

捏ね鉢かボウルに薄力粉、インスタントドライイースト(金サフ)、クリーミングパウダー、黒砂糖、ベーキングパウダーを投入してよく混ぜ合わせます。

煮出して常温の残りの紅茶を徐々に入れて粉類に混ぜて馴染ませながらグルテンを出すようにして捏ねていきます。

ある程度まとまったら室温に戻して柔らかくなったバターを練り込み捏ねていきます。

バターが全体に回ったらＯＫ！。

ビニールをかぶせて一次発酵させます。

二倍に膨らんだらガス抜きのためにパンチして捏ねます。

再度ビニールをかぶせて二次発酵させて二倍に膨らんだらガス抜きして捏ねてビニールをかぶせて三次発酵させます。

ここまでさせたら生地中の気泡が細かく分散してキメ細かでふっくらとした蒸し上がりになります。

生地をガス抜きしたあと、分割して丸めます。

直後は生地に反発力があって伸ばしにくいので、ビニールをかけて15分ほど寝かせます。

指で押しても反発力が無くなり指の跡が戻らなくなれば延ばして包みの工程に進みます。

生地を丸く延ばして、フィリングを乗せて包みます。

包むのが難しい方は、あまり欲張ってたくさん乗せない方が上手くいきます。

ヒダを作って包んでいきます。

これで包み終わりましたが、これは豚まん(肉まん)の包み方です。

もちろん、このまま蒸し上げても構いませんがもうひと仕事します。

中身が飛び出さないように閉じ口を捻ってしっかりと閉じて成形します。

閉じたら逆さまにして蒸し器に置きます。

蒸し器にクッキングペーパーを敷いて、閉じ口を下にして間隔を空けて置き最終発酵させます。

蒸したらかなり膨らむので間隔を空けておかないと、蒸す途中で生地どうしがくっつきます。

あとは、たっぷりのお湯を沸騰させた鍋に蒸し器を乗せて蓋をして強火🔥で10分間蒸し上げます。

写真のような家庭用ステンレス蒸し器の場合、中華の竹製蒸籠のように強制的に蒸気の抜ける隙間がなく
大方、ガラスの蓋の小さな穴1つ開いてるだけで、ほぼ密閉状態の中で蒸してる途中に充満した蒸気がガラス蓋に付着し《水滴》となって饅頭の上に落ちる恐れがあるので、蓋と同じ大きさの清潔な布巾などを蓋と蒸し器の間に挟んでやると水滴が落ちません。

そして、布巾を挟んだ蓋に、更に爪楊枝や割り箸などを噛まして隙間を少し開けて蒸気の逃げる空間があればなお良いです。

饅頭に水滴が付いてしまうと、蓋を開けた時に、外気との急激な温度差により、皮と付着した水滴の間に真空が生じて萎んでシワシワになります。

また、蒸してる途中でも中を見たいのを我慢して蓋を開けないようにしましょう(笑)。