【さばの味噌煮まん】甘辛で生姜の刺激と味噌香る海鮮系中華まん


今日は、先週に続いて、ホカホカ温かい中華まん第二弾です。

本日の中身は、和食でお馴染みの【さばの味噌煮】です。(。・_・。)ノ

サバにはDHAや、EPAが豊富に含まれてますから、魚不足の現代人にとってもピッタリな中華まんだと思います。

実は以前から「さば味噌」がフィリングの中華まんを食べてみたかったのですが

変わり中華まんが豊富なコンビニはおろか、世界中探してもどこにもないので、この機会にウチで作ることにしました。

マグロを具材にした中華まん【とろまん】は既に存在するけど【サバの味噌煮まん】はまだないよね?。( ̄▽ ̄)




さて、魚屋でメイン具材の鯖(サバ)、まるまる一匹を200円で入手。

これからサバを捌いて「さば味噌フィリング」を作ります。


ではまず、身体にある薄いウロコを引いてから、胸びれと腹びれに包丁を直角に当てて斜めに頭部をストンと落とす。


腹部を開いて内臓を抽出した後、背骨の血合いを洗う。


三枚おろしにする。


三枚におろしたら、片方づつ腹骨を包丁ですく。


腹骨をすいたら、背骨のあった中央にズラっと横一直線に入ってる小骨を骨抜きで全部引っこ抜く。


これで三枚おろしが終わりました。

頭と背骨はいらないので、他の料理に使うか、捨てるかしてください(笑)。

私は、頭を縦割りにしてエラを取り除き、背骨とともに塩を振ってグリルで【塩焼き】にして食べました(笑)。

なんかケチ臭いですが、これが結構美味しかったです。(o^^o)


さて、三枚に卸した切り身を小さめのダイス型に切り、ザルに入れます。


ここに沸騰直前の熱湯をザーッと回しかけて「霜降り」してサバの臭みを抜きます。


全体に回ったら放置して水気を切ります。


鍋に水、味醂、酒、砂糖、濃口醤油、生姜(みじん切り)を投入。

今日は中華まんなので、具材が少量でも味をしっかり感じれるようにかなり甘辛めの味付けにします。

煮汁が湧いたら


ダイス切りしたサバを投入して落し蓋をして弱火🔥で煮る。

しばらく煮たら


味噌を適量投入して全体に回して煮汁がどろりと煮詰まれば火からおろし


バットに移して冷ます。

これで【さば味噌フィリング】の出来上がりです。




続いて【皮(生地)】を作ります。

容器に薄力粉、インスタントドライイースト、ベーキングパウダー
、砂糖を投入して混ぜ合わせます。


混ぜたらぬるま湯を少しづつ投入して粉に行き渡らせながら練り込んでいきます。


ある程度捏ねたらサラダ油を少々投入して更に捏ねる。


暖かいところで二倍に膨らむまで発酵させる⇒パンチガス抜き。

以上を三回繰り返して、中身の気泡を細かく分散させてきめ細かな生地にする。


分割、ベンチタイム15分。

指で押してみて指の跡が戻らず生地の反発力がなくなったら


皮を丸く延ばして、さば味噌フィリングを乗せて


利き手の親指と人差し指を使い、ヒダを作って包んでいきます。


包み終わりました。

今日は皮が40g、フィリングが30gの合計70gのサイズです。


蒸し器にセットして最終発酵させたら蓋をして強火🔥10分間蒸し上げます。


蒸し上がりです。



【さば味噌まん】

あとはちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/


今日は小振りなので、蒸籠に三個入りました。

「断面図」

パカッと割ると中身はこんな感じです。

「断面図2」

皮は甘めで焼きたて食パンのようなきめ細かさ。

ゴロゴロと入った鯖の臭みはほとんど感じられず、どっしりとした甘辛さの中にふんわりと香る味噌の風味、生姜のピリッとした刺激が食欲をそそります。


味は普通に美味しかったとはいえ、中華まん用に具材が少量でも味をしっかり感じれるように、濃いめにしてるので、その場は旨くても毎日食べてたら飽きそうです(笑)。

でも、三日に一度は自然に手が伸び無性に食べたくなる。

そんな不思議な魅力を秘めた魚系中華まんでした。(o^^o)

ごちそうさまでした!(´・ω・`)ノシ

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