龙珠炒面(龍玉あんかけ焼きそば)


タイトルの先頭の「麺」が「面」となってますが、中国表記では麺類のことを「面」と書くので間違いではないです(笑)。

そして「龙珠」と書いて中国語でドラゴンボール、つまり「伝説の龍が持ってる玉(龍玉)」と言う意味になるのですが

今日はこれをモチーフにした具材たっぷりの「あんかけ焼きそば」を作ります。(。・_・。)ノ

✊🐵オラわくわくすっぞ!

(´・ω・`)ノシ
そっちのDBとは一切関係ねーだよ!まるまると(笑)。

さて、この麺が球状のあんかけ焼きそばは、本場中国はおろか、日本や世界中の中華屋にも存在しません(笑)。

当ブログの考案した独自のあんかけ焼きそばなのです。\(^o^)/
( ̄ー ̄)フッ、またウチから一つ伝説が生まれたな。

それでは最初に「球形焼きそば」を作ります。




市販品の中華そばの生麺を使用します。

今日は、原材料に「灌水(かんすい)」使用の麺を使います。


生麺をほぐして蒸し器に広げて、下の鍋にお湯を沸騰させて、上に麺の入った蒸し器を乗せて蓋をして強火で10分間蒸します。


10分後、蓋を開けると麺が黄色くなって中華の焼きそばらしい色合いになってます。

この生麺には製造工程で灌水(かんすい)が使われてるため、灌水はアルカリ性ですので、高温の蒸気による熱反応によって起こります。

ですので、灌水が入っていない生麺の場合は蒸しても黄色く変色はしません。

出来上がった蒸し麺は、生麺に比べて食感が強くなります。

さて、蒸した麺を下の沸騰してるお湯の中に投入して、麺の粉臭さを抜くため、箸でほぐしながら30秒間茹でます。

30秒後、ザルにあけてお湯を切りサラダ油を回しかけて麺に絡めます。

麺がくっつかないようにするためです。



その後、ザルをボウルに入れて、そのまま蓋をして蒸らします。

冷めるまでほっといてもいいです。

冷めたら一人前づつに分けて、ソース焼きそばや、あんかけ焼きそばに使います。


次に写真の器具を用意します。

紅茶の茶葉を入れる「ティーストレーナー」です。

これは100円ショップで入手しました。

これから油で揚げるのですが、使う前に、ティーストレーナーの網の部分を冷たい油の中に突っ込んでおきます。

揚げたあと、麺が網の内側に引っ付いて網から取れなくなることを防ぐのが目的です。



それでは、蒸し麺をフォークにクルクル巻き付けて網に入るくらいの大きさの玉を作ります。


フォークの横から抜いて、ティーストレーナーに麺をセットします。

手前が一部はみ出てますが、押し込んで中に入れて、網を閉じます。


そのまま高温の油に投入して、表面をカリッ!と揚がってるが、中はフワフワで柔らかい状態にします。

混在するこの二つのカリフワな食感が美味しいのです。😋

揚がったら網が冷めるまで放置して網の中の蒸し麺を取り出します。

もし、網の内側に引っ付いて取れない場合は、スプーンを突っ込んで引っ剥がします(笑)。


これを7個作って、お皿に盛り付けておきます。




さて次に「野菜あんかけ」を作ります。

本日の具材は、白菜、小松菜、豚肉、イカ、海老、人参(龍)、キクラゲ、ヤングコーン、たけのこ(水煮)、茹でうずら卵、フクロダケ、白葱、生姜です。


人参は厚めにスライスして、龍の抜き型で抜いた後、これだけ別に水、中華だしの素で下茹でします。

写真の🐲龍の抜き型は、調理道具専門店で入手しました。


そしてこれが「フクロダケ」と呼ばれるキノコの一種。

中華食材店で購入しました。

日本の家庭では馴染みがないキノコですが、中華料理屋ではよく使います。


中を開けると水煮の缶詰になっています。


見た目はうずら卵のようです。


縦割りに中を切ると、袋状になっており、通常のキノコは傘が外ですが、フクロダケの場合は傘が内側に入っております。

食感は、水煮のマッシュルームと同じです。


縦割りにしたフクロダケを沸騰したお湯に投入したあと、中火にして五分くらい茹でて缶詰臭さを抜き、ザルにあけて水に晒します。

あとは水気を切ってから使います。

次はいよいよ「野菜あんかけ」を作ります。


下準備したイカ


豚肉を低温で「油通し」をして旨みを閉じ込めたあと


油を切ります。


鍋を熱して油ならししたあと、白葱、生姜を投入して炒めて香りが出たら紹興酒を投入。


次に海老を投入して軽く炒めたら


火力を強火にして白菜を投入して2~3回鍋を煽って炒め


残りの材料を投入して軽く炒める。


次にを投入。


中華だしの素を投入。


砂糖投入。


投入。


オイスターソース投入。


胡椒を振ったら全体の味を確認して足らなければ足す。


味が決まったら水溶き片栗粉で緩めにとろみを付ける。


ここで小松菜を投入して混ぜます。

小松菜を最後に投入したのは、シャキシャキ感を残すためです。


仕上げにごま油で香り付けしたら完成です。


これをソースポットに入れる。



【龙珠炒面(ドラゴンボールあんかけ焼きそば)】

あとはちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/


龍の人参は、お皿の縁に飾ります。


では、ソースポットに盛られた具材たっぷりの熱々な餡を


龍玉焼きそばの上にかけます。

🐵👐波ァァァァァァーーーーー!!

(´・ω・`)ノシ
だから、そのDBじゃないっツーの!(笑)


餡をかけると一見、普通のあんかけ焼きそばっぽくて、下の焼きそばが丸まってる状態が分かりづらいので、そばと餡を分けた訳です(笑)。


この状態で食します。

でも、提供する際には別々に分けた方がラグジュアリーな感じがします(笑)。


焼きそばに、右横に添えてある練り辛子をお好みでかけるとまた味が変わって美味しいです。


お皿の縁のドラゴン人参を焼きそばに混ぜて一緒に食するのもよし!、別々に食するのもよし!なのでお好きなように(笑)。


餡が麺の隙間から浸透してほぐれやすくなってるので、箸で持ち上げれば軽くほぐれるので、食べやすいです。

具だくさんでとても美味しいあんかけ焼きそばでした。

ではまたね✋🐵人(´・ω・`)ノシ

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