【春爛漫】花のミートボールパイ【サクサク食感】


今日は、世のちびっこ達にも大人気のミートボールを、🌷花を模したサクサクのパイ生地で包んだ【ミートボールパイ】を作ってみました。(。・_・。)ノ

このパイは、中華揚げ菓子のあんこを包んだ🌺花のパイ🌺をヒントに作製しました。(´・ω・`)ノシ

フィリングのあんこの代わりにミートボールをパイの中に包むのです。




では、先にミートボール(肉団子)から作ります。

ボウルに、豚ミンチ、玉葱みじん切り(しんなり炒めたもの)、卵、小麦粉、紹興酒、塩、胡椒、中華だしの素を投入。


手で力を入れて糸を引くまでよく混ぜ合わせます。


団子に丸めて油でじっくりと揚げて火を通します。


続いて「パイ生地」を作ります。

今回は、二種類の生地を作り、これらを組み合わせて作るパイです。

まずは、洋風パイ生地で使う「バター」に当たる【油生地】を作ります。

ボウルに小麦粉、ラードを投入。


ヘラで全体をよく混ぜ合わせるだけです。

これで【油生地】が出来ました。

これは冷蔵庫に保存して後ほど使います。


続いて【水生地】を作ります。

小麦粉を少しづつ投入。


水で説いた食紅を適量投入して、粉と混ぜ合わせて手で捏ねていきます。


生地がまとまったら、こちらにもラード(少量)を投入。

更に捏ねていきます。


これで【水生地】の出来上がりです。


めん台に置き、水生地油生地を少し平らにして、水生地の上に油生地を重ね


水生地で油生地を包み


閉じ口をしっかりと捻って閉じたら、この面をひっくり返して下にします。


麺棒で薄くのしていきます。


薄くのしたら3つ折りにします。


3つ折りにした生地をまた麺棒で薄くのして、また三つ折りにします。


合計6つ折りにした生地をなるべく四角くなるように薄くのします。


薄くのしたら手前から


生地をぴっちりと巻いていきます。


包丁で切って分割します。


切断面を見ると、渦巻き状の幾重もの層になってます。


これを縦に半分に切って二つに分ける。


切断面を下にして、麺棒で軽くのして四角いスライスチーズ状に延ばす。


今度は切断面だった方を上にしてミートボールを乗せて


包んで閉じ口をねじって、上に突き出た部分をもぎ取る。


ミートボールが入った左の本体は、全体を両手で丸めた後、閉じ口を下にします。

もぎ取って余った右の欠片は、勿体ないけど要りません。(^^;)

まぁ、後ほど欠片も一緒に揚げて食べれば無駄にはなりませんけどね(笑)。


ミートボール入りの表面にカミソリか、クープナイフを使って層を潰さないように一直線にスッ!スッ!と6つ切込みを入れます。


深鍋に油をたっぷり投入。

火を着けて100℃に達したら、網に乗せて油の中にパイを静かに沈める。

入れたらあまり触らずに弱火を保ったまま、フツフツと小さな泡が出る状態で5~6分間、次第に温度をジワジワと上げていくと、切り込みを入れた表面の層が外側から順にユラユラと花びらのように開いて来ます。

綺麗に開いたら油の中から引き上げます。

引き上げる際に花びらの層が脆くて壊れやすいので油から引き上げる時はゆっくりと引き上げて、キッチンペーパーの上に静かに置いて油を切ります。



【花のミートボールパイ】

あとはちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/

皿の下に千切りキャベツを敷いています。

開いたパイの花から顔を出したミートボールの上に、ケチャップ、卵黄(ゆで卵を作ってから卵黄だけを裏漉ししたもの)、ドライパセリをあしらいました。


うーむ…ちょっと詰め込み過ぎたかな。(^^;)


でもまぁ、こういう春を連想させる料理を見ると、いやが上にも心がウキウキしちゃいますよね(笑)。


花のパイの幾重もの層が開いた光景は、惚れ惚れとする美しさです。


サクサクッとした軽い口当たりのパイに、玉葱の甘さ感じるミートボールとも相性が良くてとても美味しかったです。(´・ω・`)ノシ

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