かじるバターアイスの天ぷら【赤城乳業】


2021年2月22日日に発売されたばかりの話題の新作アイスクリームである赤城乳業「かじるバターアイス」

材料に北海道産の発酵バターを使ったこのアイス、あまりの人気過熱のために、あちこちで売り切れてて入手しづらかったのですが、この度めでたくゲットしました(笑)。\(^o^)/

早速手に取ってみると・・・。


一見して普通のバターにアイス棒を差し込んだだけなんじゃね?……🤔


と、見紛うほどのまんまバターのようなビジュアルの異色アイスです。(。・_・。)ノ

今日は、これを『アイスクリームの天ぷら』にします。

ではこれから早速作りますが、アイスをそのまま揚げると瞬く間に溶けてしまいますので、断熱材に相当する食材でアイスを覆い高温から防御する必要があります。


その第1の断熱材として甘いカステラスポンジケーキなどを使う場合もありますが、当ブログではアイスの味を邪魔しないのと、安価と言う理由で
食パン(5枚切り)を使います。


写真の食パン5枚切りの片側から包丁を差し込み、向こうに貫通しないように注意しながら
ポケット(袋状)にしてアイス1個分のスペースを確保します。

この食パンがじわじわ迫り来る高熱からアイスをガードする所謂、断熱材のような役目を果たします。(^^)d


この中にアイスを棒ごと突っ込んだらアイスを中央にセットし・・・


イス棒だけを引き抜きます。

もしアイス棒がアイスから抜けない時は、ペンチなどを使って強制的に引っこ抜きます。


次に包丁でパンの耳を切り落とします。


耳を切り落としたパンの四隅をパイカッターのトング部分を使って入口をしっかりと閉じます。

アイスが四隅の縁からはみ出さないようにギュッ!としっかり密着させて閉じます。


閉じた後、キワを切り落とします。

これで見た目はパックサンドのようになります。

もし、閉じた後も僅かに口が開くようならば、親指と人差し指に水を1滴付けてパンをギュッ!とつまんで密着させて開かないようにします。

そのままバットに入れてラップをかけて冷凍庫(強)に3時間(可能ならば12時間)くらい投入してカチコチのキンキンに固まらせます。


冷凍完了時間が来る直前に、通常よりもボテっとしている状態の
固めに溶いた天ぷら衣を作ります。

まぁ、濃度はお好み焼きのドロッとした生地の状態に近いです。

材料は、薄力粉、卵、冷水だけです。

これで天ぷら衣の準備は完了。


次に天ぷら鍋に
を投入して温度を200℃以上に上げます(油用温度使用)。

設定温度は200℃ですが、アイスを油に入れると多少温度が下がるので200℃以上にしています。

⚠️※くれぐれも高温の油でやけどをしないように細心の注意を!。⚠️


油温が200℃に近づいたら冷凍庫から出して凍ったまま素早く薄力粉を両面に薄くまぶしたあと余分な粉をはたいたら


すかさず表裏とも天ぷら衣を絡めて纏わせます。


これが高熱からアイスを防御する第2の断熱材の役目を果たします。

かじるバターアイスは、普通のアイスクリームよりも早く溶けやすいように感じたため二重のプロテクターです。


そして200℃を越えたタイミングで油の中にそっと入れて、表面が瞬間的にサッと固まってほんのり色が付く程度に裏返しながら揚げます。

揚げ時間はあくまでも目安ですが、片面あたり約15秒くらい、両面で合計30秒です。

くれぐれも200℃の油温が内部のアイスにまで到達しないようにギリギリを見極めながら揚げます。

揚がったら間を置かずにすぐに切って盛り付けて提供します。

モタモタしてると、ジワジワと熱でアイスが溶けて悲惨なことになります(笑)。

【かじるバターアイスの天ぷら】

あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/


とにかく、写真を撮ってる間にも天ぷらの熱がじわじわ伝わりアイスが徐々に溶けて来てます(笑)。

なので今日の撮影はめちゃくちゃせわしないです(笑)。


衣の表面は熱くてサクサク、すぐ下はふんわり食感の温かなパンです。

肝心のアイスはと言うと、冷たいままなのでアイスの天ぷら作成成功です。(^^)

アイスの天ぷらは、口の中で交わる温冷のコントラストがとても楽しいですね。(^^)

アイスからは、発酵バターの香りが放たれ、味はバターの油感がくっきり強くて甘みの中に仄かに塩気も感じます。


ねっとり、
こってり重厚ですが、口溶けはとてもクリーミーで牛乳のミルク感をそのままに滑らかな舌触りのアイスにした味わいですね。

今回食べてみて、このかじるバターアイス』を使った天ぷらのポテンシャルは高いと思います。

とにかく、また食べたくなる程に後を引く最高に美味しいかじるバターアイスの天ぷらでした!。(^^)

ではまたね。(´・ω・`)ノシ

コメント