肉なし【玉葱まん】新玉葱だけで作る


今が旬である甘くて瑞々しい新玉葱を限界までじっくり炒めて水分を飛ばして甘みを引き出しカラメル化させた甘みの強い焦がし玉葱にして発酵生地で包んで蒸しあげました。

特筆すべき点は今回は、肉抜き…というか肉無しです(笑)。

代わりに材料を100%玉葱のみ使用したありそうでなかった肉なし「玉葱まん」が当ブログから世界に先駆けて誕生です。(。・_・。)ノ

フィリングが玉葱だけの中華まんは、玉葱の産地どころか、世界中探しても未だに存在しないですからね。(^-^)


では最初に皮(生地)から作ります。

ボウルに薄力粉、砂糖、インスタントドライイースト、ベーキングパウダーを投入して混ぜます。


を少しづつ投入しながら捏ねます。


生地がまとまったらラード(または、植物油)を生地に混ぜます。

混ぜたらボウルにラップをかけて暖かい場所で発酵させます。

その間に玉葱餡(たまねぎあん)を作ります。


今が旬の新玉葱を用意して皮を剥いたらスライスします。

もしも季節外などで新玉葱が入手できない場合は、通常の玉葱でも大丈夫です。(^-^)


上の写真の玉葱スライスだけで約1kgあります。

これからフライパンに油を敷いて、30分かけて玉葱を火力強火のままじっくりと炒め続けます。


段々と玉葱の水分が抜けて糖分だけが残るために黒くカラメル化してきます。


30分以上強火で炒め続けて水分が抜けたらオイスターソース、ガラスープの素、胡麻油で味を整えます。


味が決まったら火を消してフライパンの上で薄く広げてそのまま放置で冷まします。

見た目は、まるで牛肉ステーキの様な茶色い焼き色です。


発酵の終わった生地を分割します。


生地を手の平で押し潰して広げて上に玉葱餡を乗せます。


ヒダを作って包みます。


包み終わりました。


蒸し器にセットして最終発酵させたら蓋をして強火12分間蒸し上げます。


蒸し上がったら蓋を開けて、すぐにうちわであおいで艶を出した後、蒸し器からすのこの上に並べて余分な水分を飛ばします。

【玉葱まん】

あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/


ふんわりフカフカで仄かに甘い皮。(^-^)


中を割ると、甘く香り立つねっとり濃厚で甘い焦がし玉葱の餡がたっぷりと入っています。

味は、今までなかったのが不思議なくらいのとびきりの美味しさでした。(^-^)


砂糖を使っていないにもかかわらず、炒めた新玉葱自身の持つカラメル風味のビターなコクと甘みがとても強いから甘さは申し分ないです。

体感的に、砂糖をたっぷりと入れたような甘さに匹敵しますが、玉葱の自然な甘さなのでくどくはないです。

その上、オイスターソースの深みにほんのり塩気と胡麻油の風味が効いて、リピートしたいくらいとても美味しかったです。(´・ω・`)ノシ

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