フランス語で「揚げた生地」という意味の「ベニエ」。
ベニエは、発酵させたパン生地を薄く伸ばして包丁で縦横直線に切った後、四角になった薄い生地を油で揚げるのが一般的ですが、今日は抜き型を使って生地を抜き取ります。(。・_・。)ノ
ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、インスタントドライイーストを投入してざっと混ぜます。
2倍に膨らんだらパンチして生地に溜まったガスを抜いて麺台に移してベンチタイム。
生地を指でグッ!と押しても反発力で戻って穴が塞がなくなったら完了。
生地を麺棒でのします。
厚さは3mm~5mmです。
さて、これから生地を抜くのですが、今回使う抜き型は、基本的なものを使います。
左上、ドーナツ型
右上、丸型
左下、ハート型
右下、星型です。
それぞれを180℃の油に投入して浮いたそばから菜箸で掴んで表裏をクルクルと返して熱を加えながら、自然に膨らんで綺麗なきつね色になるまで十数秒間揚げます。
これは難易度高めの、いわゆるポムスフレや煎堆皇(チントイウォン)とは違って油に落とせば熱ですぐに膨らむので、初めての方でも比較的楽に風船のように膨らませることが出来ます。(^-^)
さて、生地が少し余ったので、包丁で生地を格子状に四角に切って通常のベニエも揚げましょう。
これは座布団か、クッションの様な形に膨らみます。
【型抜きベニエ】 |
あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!!\(^o^)/
仕上げに粉砂糖を茶こしに入れてふりかけます。
丸型ベニエ
ドーナツ型ベニエ
ハート型ベニエ
星型ベニエ
どの形も見事に膨らみました。(^-^)
先ほども言いましたが、手順通りにすれば誰でもこのように確実に膨らませることが出来るのがベニエの良いところです。
まぁ、油はねだけに気を付ければ、一切料理経験のない人でも大丈夫です。(^^)d
抜き型を使わずに、包丁で縦横直線に切って四角になった生地を同様に揚げます。
ご覧の通り中を切ると断面はこのようになっています。
ベニエの食感ですが、パンなのでフワフワして柔らかいですね。
横から見るとパンパンに膨らんでますが、中は空っぽです。
ベニエ断面図 |
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