水面に浮かぶ波紋の錦玉羹


やぁー、こんにちはー。

今日は、アガーで作ったゼリーを使い、湖上に降り注ぐ夕立ちの雫の波紋を浮かべたイメージの風情溢れる涼し気な和風ゼリーを作ってみたぜよ。🎐🐰

よし!早速始めるぞ。✊🐰


最初に砂糖アガー同化するくらいまでヘラや泡立て器を使って気合いを入れてよく混ぜ合わせておく。💪🐰

アガーは、粉末のまま直に水に入れるとダマになりやすいために、予め他の材料の中に混ぜ込んで、散り散り分散させておくと、そういった失敗がなくなる訳だ。☝🐰

だがもし、砂糖など他の材料を入れない場合は、鍋の水を90℃以上に加熱してから泡立て器などで攪拌しながらアガーを少しづつ入れて溶かす。

1回めが溶けたら次も少しづつ入れる…を繰り返しながらダマにならないようにしっかり煮溶かすといいだろう。☝🐰


さて、砂糖とアガーが完全に混ざったら水飴を加える。


次に、計量したを沸騰させたら、先ほど混ぜた砂糖類を全量ぶち込む。


ぶち込んだら中火🔥に落としてアガーが完全に溶け、砂糖も底に沈んだ僅かな塊が溶けるまで混ぜる。

混ぜてるうちに最初は濁っていた液体も透明感が出て色がクリアになってくる。✨


火から下ろして、予め用意しておいた流し缶に底から1cmくらいの深さに少し入れる。


その中に種をまく要領で粒あずきをパラパラと散らしてから上から一粒づつ指で押し込んでアガーの中に埋める。

この粒あずきは、先週作ったやつを少し取って冷凍保存しておいたものだ。🐰

使う前に自然解凍してから使った。

これを水の底に沈む石ころに見立てる訳だ。☝🐰

粒あずきを入れたら、液体が固まり粒あずきが動かなくなるまで待ってから、残りの液体を静かに注いで流し缶の上部までなみなみと張る。

横着して液体をザバッと流し入れたら粒あずきが動いて水面に浮き上がってしまうから注意な。☝🐰

この後、冷蔵庫に入れて冷やす。❄🐰


冷蔵庫に入れて冷やして固まったらスパテラで縁を剥がして


流し缶から慎重に取り出す。


これで完成。✨

これを半分に切る。🐰🔪

アガーのゼリーは、ゼラチンと違って寒天と同様に真夏の高温でも簡単には溶けないから外気に長時間触れても大丈夫だ。☝🐰


次にゼリーの表面に波紋の焼印を入れるために針金をぐるぐる曲げて写真のような渦巻き状に作る。


今回、小中大の3種類の焼印を作った。🍥🐰


持ち手の針金の先端をペンチで掴んでバーナーや、コンロで針金の渦巻きが赤く熱されるまで加熱する。

くれぐれも🔥やけど🔥しないように注意な。☝🐰


赤くなった灼熱の焼印をゼリーの上にまっすぐに下ろして、表面にスタンプのようにポンッ!と押し当てたらすぐに上げる。

押し当てたままだと、焼印が冷えた時にゼリーに引っ付いてめり込んでしまい、離す時にゼリーが崩れてしまうからな。☝🐰

ほんの軽く押し当てると、ジュッ!と言う音と共に、砂糖の焦げた甘い香りのする白い煙が一瞬立ち上る。☁️🐰

この後も、小中大の焼印を交互に変えながら適当な位置にポンポン押し当てて波紋を作る。


これで波紋が出来上がった。🍥🐰

あとはお好みで適当に切り分けたら完成。

【水面に浮かぶ波紋の錦玉羹】

これで出来上がりだ。✨


小さく切り分けずに、半分をそのままデン!と豪快に盛り付けた(笑)。


この方が無数に浮かんだ波紋の模様がよく分かるだろうからな。🐰


ん~…なんというか、水面にそぼ降る雨の音が聞こえるようだ。☔🐰👂


しかし…驚きの透明度だな。😲

底の粒あずきが向こう奥までくっきりと見えるぜよ。👀🐰

じーっと眺めていると吸い込まれるような奇妙な感覚も覚えるな。

この光沢のあるクリアな透明感は「アガー」だからこそなせる技だな。🐰

寒天だと少し白濁したような透明度で、ゼラチンだと僅かに黄色みを帯びた透明度になるからな。☝🐰

最初は、寒天で作るつもりだったけども、アガーにして正解だったな。

さて、そろそろ食うとするか。🍴🐰


和菓子ナイフを入れて真っ二つに切ると両隣に高く聳える水の壁ができて、下に道が開けるから、まるであの有名な「モーゼの海割り」のようだ。🐰🌊


ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"

甘さはよくある市販の羊羹と同じくらいだが、プルンとしてチュルンとした軽い弾力のある柔らかな舌触りで喉越しもいいな。

寒天ゼリーとゼラチンゼリーを足して2で割った感じと言えばいいのだろうか。🐰

カステラ1切れ分の少量食っただけでも結構腹に貯まるから腹持ちもいいぜよ。🐰

(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

( ゚д゚)気分だけでも涼しくなったな!

という訳で以上だ、ごちそうさん!。✋🐰

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