龍のひげ飴【龍鬚糖(ロンシュータン)】


(´・ω・`)ノシ
皆さんこんにちは!今日のMENUです。


前から欲しかった念願のコーンシロップを出先の個人経営の輸入食品店でゲットしましたので、今日は中国が発祥のお菓子である龍鬚糖(ロンシュータン)を作りたいと思います。(。・_・。)ノ

因みにコーンシロップは、ネットだと簡単に買えるけど実店舗だと滅多にお目にかかれませんね…。

(^^;)カルディとかジュピターの実店舗にも行ったけど置いてなかったからね。

さて、このロンシュータンですが、飴の塊を手作業で髪の毛ほどの太さになるまで細長く延ばして作る蚕の繭のような仕上がりの繊細な飴なんですね。(^^)

また皇帝にも愛されていたスイーツということで『皇帝点心』とも呼ばれているそうです。


ではまずは先に、コーンスターチを適量、フッ素加工鍋に投入して乾煎りして更にパラパラのパウダーにしておきます。

油不要で、そのまま入れて弱火以上、中火以下10分間かけて焦がさないようにヘラを使ってじっくりと火を入れます。

終わったらバットに広げて冷まします。

これは後ほど、飴の打ち粉として使用します。


別のフッ素加工鍋に砂糖を投入。


コーンシロップ投入。


を投入したら耐熱ヘラで混ぜたあと、コンロ着火して加熱します。


中火から強火の火力を保ち、途中から200℃まで計れる料理用の温度計を差し込みます。

この温度計は、100円ショップで購入できます。(^^)

そのままじわじわと温度を上げて水の沸点を越えて最終的に130℃まで上げます。


目標温度まで到達したら、すかさずコンロから外して、シリコン製ドーナツ型に熱いまま流し入れます。


隣2個づつ空いてますが、今日の分量は中央2つ分だけです(笑)。

このまま常温に放置で、飴を素手で持っても飴の熱さをギリギリ我慢できる境界にまで温度を下げます。

季節や室温にもよりますが、今回は夏の室温30℃で30分間冷ましました。

これが寒い冬だともう少し時間が短くてもいいでしょう。

飴は冷えるに従って段々と固まって引き伸ばしづらくなるから、なるべく熱いうちが柔らかくて作業し易いからね。(^^)d

今は梅雨明けの真夏で気温が高いために、室温でも飴が冷える速度が遅くて飴がよく伸びる好条件です。(^^)


粗熱が取れた飴を型から外してコーンスターチの上に置いて両面まぶしたら、両手で持ち
親指を輪っかの中に突っ込んで、どちらかに回しながら輪を大きく広げ引き伸ばしていきます。


常にコーンスターチをまぶしつつ、なるべく、太さが均等になるようにして両手で揉むようにしながら
太さを小さく小さく調節しつつ輪っかを回しながらどんどん細長くしていきます。


輪っかが大きくなったら8の字にくるりと回して重ねます。

そのまま、飴同士のくっつきを防ぐためにコーンスターチをまぶしつつ、重ねたまま両手に持ち、同じように輪っかを大きく広げていきます。


輪っかが再び大きくなったら、また重ねてを繰り返しながら倍々で輪っかを作っては8の字に重ねて引き伸ばしていきます。


コーンスターチを飴と飴の間にまぶしながらどんどん輪っかを引き伸ばしては重ねるを繰り返します。


この段階にまで来たら、飴は冷めてるし、束も無数に多いので引き伸ばしにかなり力がいるのですが、途中で一部がブチブチ切れたとしても気にせず引き伸ばし続けます。

これを何度か引き伸ばしては8の字に重ねて…を繰り返して最終的に、髪の毛ほどの太さになれば出来上がりです。(^^)

【龍のひげ飴「龍鬚糖(ロンシュータン)」】

あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/

1個でこんな感じに仕上がりました。


グーンと持ち上げると、こんな感じ。

決して素麺ではありません。(^^;)

てか、素麺よりは1本の太さが10分の1ほどの超極細です。

ここまでなるのに何回重ねては引き伸ばしたのかなぁ…捻った回数を数えてないですね(笑)。
(^^;)しまった!2つとも回数カウントしてない…数えてたら良かったな。_| ̄|🔴|||

引き伸ばし開始から飴が固まるまでの5分間、カメラに経過を収めながらも一心不乱にやってたからそれどころじゃなかった(笑)。

でもまぁ、体感的に恐らく20回近くはやったと思いますが、また今度作る機会があれば数えておきます。m(_ _)m


食べる時にはパスタのようにフォークにクルクル巻き付けて食しました。(^^)

までカイコの繭のようでもあります。

なんとなく、針状の綿菓子を食べてるような感じで甘くてザクザクした歯触りながらも舌の上で蕩けましたが、空気を含んでるのでとても軽い食感です。(^^)

作り方は単純だけど、とても美味しいスイーツでした。(´・ω・`)ノシ

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