【ジャーマンポテト】といえば、🇩🇪ドイツが発祥のベーコンとじゃがいもを炒めた料理ですが、「ジャーマンポテト」という名称は和製英語なので日本だけの呼び方であって、本場ドイツでは『ブラートカルトッフェルン(Bratkartoffeln)』や『シュペックカルトッフェルン(Speckkartoffeln)』と呼ばれているそうです。
そして今回、ジャーマンポテトに使用するポテトとしてメークインをスライスして二度揚げして膨らませた🇫🇷フランスが発祥である…
じゃがいもの【ポムスフレ】に変えて、世界でも類を見ない唯一無二の独自バージョンの【ジャーマンポテト】を作ります。
名付けて【ジャーマンポムスフレ】です。(。・_・。)ノ
切ったら面取りしますが、じゃがいもの断面をよーく目を凝らすと、内側に薄らと楕円に線が入ってますよね?
以下の説明は、あくまでも当ブログの見解ですが…(笑)。(^^;)
これまで数多のポムスフレを作ってきた経験上、この線を境目に外側部分はあまり膨らまないようです。
よく膨らむのは線より下の内側ですね。
なので、この線のキワの周りを包丁でごっそりと切り取ります。
大雑把でいいので面取りの際に、外側の切り残しが多少残ってても大丈夫です。
面取りが終わったら水に晒して白く濁るデンプン質を透明になるまで洗い流して、清潔なダスターに並べて水気を拭き取ります。
次で芋を揚げますが、鍋を2つ用意して、油を投入し、1つは高温(180℃)に設定しておきます。
鍋に冷たい油を投入します。
その中にスライスした芋を投入。
作業中は鍋を激しく揺するので、跳ねてやけど防止のために油は少なめです。
分量としては、ひたひたより多めですね。
ここでコンロを点火(弱火)します。
点火してしばらくすると、泡が芋の周りから湧き出て芋が油面に自然に浮き上がってきます。
浮いたら中火にして上下左右に鍋を揺すって芋を鍋の内側に次々とぶつけて衝撃を与えます。
鍋を絶えず揺すり続けてると、芋の表裏に水膨れのようにポツポツと気泡が無数に出来てきます。
それが次に高温の油に移す『二度揚げ』の合図です。(^^)d
水膨れが出来た芋を、予め用意しておいた隣の高温(180℃)の鍋に素早く移し落として、すかさず箸で表面を軽く突けば、内部の水蒸気が高熱で一気に充満して瞬間的に膨らみます。
膨らんだら表裏を箸や揚げ網などで返しながら中に溜まった水分が蒸発するまでカリッ!と揚げたらポムスフレの出来上がり。(^-^)
ここでポムスフレをしっかりカリカリに揚げておかないと、あとで炒めた時に急激に萎むので注意ですね。
続けて炒める準備をします。
ベーコンブロックを1cmの拍子切り。
玉葱をベーコンの幅に合わせたくし切り。
バター少々です。
そして玉葱がしんなりしたら
塩、粗挽きブラックペッパー、バターを投入して調味。
ドライパセリを振ったら
ポムスフレを投入して、膨らんだポムスフレを潰さないように注意しながら底からヘラで全体を優しく軽く混ぜ合わせて味を纏わせたら完成です。(^-^)
【ジャーマンポムスフレ】 |
あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!\(^o^)/
ポテトはポムスフレなので、断面はご覧の通り空洞です。
粒マスタードを用意しましたので、お好みで。(^-^)
味は普通のジャーマンポテトですが、サクサクでパフッ!とした独特の食感が楽しめる新感覚の美味しいポムスフレ版ジャーマンポテトでした。(^-^)
ごちそうさまでした。(´・ω・`)ノシ
コメント
コメントを投稿