合体ポムスフレ【さつま芋とじゃが芋の融合】


皆さんこんにちは!今日のMENUです。

【さつま芋】【じゃが芋】

共にポムスフレの材料ですね。

《じゃが芋のポムスフレ》は、🇫🇷フランスが発祥ですが
《さつま芋のポムスフレ》は、何を隠そう🇯🇵日本の当ブログが発祥です。

つまり、フランスのポムスフレから系譜を受け継いだ私が遡ること8年前にさつま芋を使ったポムスフレの新種をブログを通して世に発表しました。
σ(´・ω・`)ノシ


そして2023年の今日は、
《さつま芋(左)》《じゃが芋(右)》がお互いに協力して一つの「ポムスフレ」になる…というのを世界で初めて行います。

その前に今回の作成手順として最初にお断りしておかなければならないのは、3mm厚に切って二度揚げして作る《通常版》ポムスフレの作成手順ではなく
二枚貼り合わせて作る簡易タイプのため厳密には《ポムスフレ風ポテトチップス》となります。
m(_ _)m悪しからず

とはいえ、今回の作品は二枚貼り合わせる方法でしか成し得ない料理です。

それでは早速、芋の皮を剥きます。


スライサーを使ってさつま芋を1mm以下に薄くスライスします。
※通常版ポムスフレの場合は3mm。


じゃが芋も同様にスライス。


終わりました。

左がさつま芋
右がじゃが芋


拡大してみると、さつま芋は水分が出ていなくて触ると微かに湿ってる程度。


一方、じゃが芋はまな板が水浸しになるほどの水分が出てきました。


なので、じゃが芋だけ乾いた清潔なダスターか、キッチンペーパーの上に並べ…


上からも被せて表面をポンポンと押さえて出てきた水気を吸収させます。

さつま芋は免除。


次に板の上に芋を並べます。

上がじゃが芋で、下がさつま芋です。


じゃが芋にはコーンスターチを振ったら乾いたハケで表面の余分な粉を払い…


さつま芋にはコシを切って漉し網を通した卵白をハケで満遍なく塗りたくります。

まぁ、コーンスターチと卵白を塗るのはどちら側からでも大丈夫です。


準備完了したら


塗った面を向かい合わせて貼り合わせ


セルクルをグッ!と押し込んで切り抜きます。


切り抜いたら


鍋に油を1cm深さほど投入して180℃になれば貼り合わせた芋を投入し、手早く裏返しながら膨らませます。
※通常版ポムスフレの場合は低温の油と高温の油を二種類用意。

そしてカリッ!となれば引き上げます。

【合体ポムスフレ】


あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!
\(^o^)/


はい!こんな感じに仕上がりました。(^^)


「写真左下」じゃが芋が上でさつま芋が下。
「写真右上」さつま芋が上でじゃが芋が下です。

この写真だとあまり色味がよく分からないので以下で拡大します。

「じゃが芋(上)・さつま芋(下)」

色の違いですが、上半分白っぽい方がじゃが芋で、下半分黄色味が強い方がさつま芋になります。

「さつま芋(上)・じゃが芋(下)」

逆にするとこんな感じ。

続いて以下で断面を見てみましょう。

「断面図」

割りました。

真ん中を境に上半分がさつま芋で下半分がじゃが芋になります。

クッキリとツートーンな上に継ぎ目がうまく繋がってますね。


食感はパリパリでしたが当然、上下で味は違います。

さつま芋は甘みが強く、じゃが芋は塩なしポテトチップスの味でした(笑)。

ということで以上です。
(´・ω・`)ノシ

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