融合「柿と牡蠣」革命的なKAKIフライ with 柿のブリュレ


皆さんこんにちは!今日のMENUです。
(´・ω・`)ノシ

柿と牡蠣、どちらも美味しい上に日本語だと読み方も同じですよね(笑)。

ただ一つ、カテゴリーが違っていて果物で、牡蠣海産物です。

そんな2つのKAKIを使ってちょっぴり変わったのKAKIフライを作りました。


まずは、牡蠣の下処理をします。

牡蠣チューブを破って中から充填していた水を捨てて牡蠣を取り出しボウルに投入。

袋から開けた直後の牡蠣は一見してきれいですが…。


片栗粉、塩を投入して両手の指の腹で下から優しくすくうようにして揉みこみます。


すると次第に牡蠣から水が出てきてどす黒くなってきます。
(^^;)うわぁ…真っ黒!。

これは、牡蠣の「汚れ」と「臭み」の元なので


透明になるまで水を替えつつ指の腹を使って牡蠣を潰さないように優しく洗い流し


きれいになればザルで水気を切っておきます。


続いてを用意して皮を剥き、タネを取ります。


皮を剥いた柿は、小さくざく切りにして


ミキサーに投入。


ミキサーを回して《柿ピューレ》にします。


剥いた後の柿の皮は、アルミホイルをくしゃくしゃにして広げたオーブン天板の上に広げます。

アルミホイルをくしゃくしゃにした理由は、広げると凸凹面が出来るため、皮が浮いた状態になり、下の隙間からもオーブンの熱風が満遍なく通って循環しやすくなり早く乾きます。(^^)d

このままオーブンに入れて100℃の熱風でカラカラに干からびて乾くまで乾燥させます。

焦がさないように。


触ってみてパリパリに砕けるなら完成。

今回かかった時間は約50分でした。

これから以下で皮を粉砕して《柿皮パウダー》にしていきます。


ここで久しぶりに石臼(挽き臼)を引っ張り出しました(笑)。

ブログに登場したのは今回で二回目ですね。

電動ミルサーの方がもちろん早いですが、超高速で回す時に熱が発生するため香りが飛び散りやすいのが難点です。

一方、石臼は手動でゆっくり回して挽く分、摩擦熱が発生しないため風味を損なわない利点がありますね。


石臼の上に開いてる小さな穴の中に皮を細かく砕いて投入。

側面についてる木製のハンドルをゆっくりと回してグラインドします。

そして回して皮が穴に吸い込まれて消えるたびに、次々と皮を穴に補充します。


回してると、側面の隙間からパウダーにされた柿の皮が全方位に押し出されて出てきます。


そして、どんどんすり潰された皮が石臼の溝に貯まっていきます。


はい、これでパウダーになりました。

なかなか香りがいいです(笑)。

この香りが飛ばないように使う時までラップしておきます。


では、鍋にお湯をボコボコに沸騰させた中に下処理した牡蠣を投入。

熱湯の中で泳がせて牡蠣がぷっくりとするまで数十秒間火を通します。


茹で上がったら冷水に落としてから


水気を切り、更にキッチンペーパーに包んで水気を拭き取ります。


次に、ボウルの中に小麦粉、白胡椒を混ぜます。


混ぜた粉を牡蠣にまぶし付けて


余分な粉をはたいておきます。


別のボウルに柿ピューレ、柿皮パウダー、小麦粉、その他諸々(4種類)を投入してさっくりと混ぜ合わせます。

これが今回の《バッター液》になりますが、ただのバッター液ではなく主役級の力を持ったバッター液です。
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


バッター液に小麦粉をまとわせた牡蠣を投入して、通常のバッター液よりもぼってりと厚めになるようにまとわせます。


次にパン粉


ふんわりと且つしっかりとまぶしつけます。


パン粉付け終わり。


これを油温170℃の油で揚げますが、牡蠣には先の下処理である程度火が通ってるので、表裏を返しながらきれいな揚げ色になれば引き上げて油を切ります。


余った一部の柿を使って《柿のブリュレ》にします。

ブリュレする前にカービングで波状に装飾しておきます。

まぁ、他のデザインのカービングでもいいですし、カービングしないならば切った柿に直接グラニュー糖を振りかけてからバーナーで炙ります。


カービングした柿にグラニュー糖をふりかけてから料理用バーナーで炙ります。

【KAKIフライ&柿のブリュレ】

あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!
\(^o^)/

写真上は、付け合せのパセリ、千切りキャベツ、ドレッシング(付け合せ用)です。


バッター液の柿風味も楽しむためソースは敢えて用意してませんので、そのままお召し上がりいただくか、お好みで塩を少々パラパラ撒いて食します。


ザクッ!の後、フワッ!とした緩急のある食感の衣に柿のフルーティーな甘さと香りに包まれたフライをガブリ!と噛むと
プリプリした弾力のあと、磯の香りが強烈に広がると同時にジュワッ!とエキスが滲み出てきますね。

なんというか…これは牡蠣嫌いの方でもいけそうな気もします。(o^^o)

【柿のブリュレ】

最後にデザートを食します。


中は温かくて柔らかい上に瑞々しい果汁がとめどなく溢れてきて美味しかったです。(^^)

牡蠣、どちらのKAKIも互いにバディをリスペクトしながらも相手の良さを引き出しつつうまく調和してました。

ドラマでいえばダブル主演ってところでしょうか(笑)。

以上、ごちそうさまでした。
(´・ω・`)ノシ

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