サンドイッチケーキ【スモーガストルタ】飛び出す絵本仕立て


やぁ、こんにちはー。

今月は12月ということで街のいたるところでイルミネーションが煌めきクリスマスムード一色だな。🎅🎁🎄✨

つうことで今日は、北欧🇸🇪スウェーデンが発祥の「スモーガストルタ(スモルゴストータ)とも言う」俺流に作るぜよ。👉🐰👈

この料理はつまるところ、🍞食パンで作る🥪サンドイッチ🎂ケーキ型にデコレーションしていくんだよね。

だから見た目はケーキでも、中身はサンドイッチつうわけだ。☝🐰

なんかややこしいが、分かりやすく喩えるとだな「ケーキに擬態したサンドイッチ」とか、はたまた「ケーキの皮をかぶったサンドイッチ」になるんじゃないのかな。

逆もまた然りだ。

で、使う材料は各自のお好みにもよるんで野菜でもフルーツでも肉でも好きな物使っていいぜよ。🥕🍇🍖

ということで…よし!最初に《キャロットラペ》から作るとするか。🥕🐰

今日のフィリングにキャロットラペを入れたいんでな。

こいつは🇫🇷フランスが発祥の家庭料理だが、まぁ日本でいうところの『酢漬け』みたいなもんだな。☝🐰


まず、🥕人参の皮をむいて半分に切ったあと極細の千切りにする。


その人参を漬ける「マリネ液」だ。

ボウルに酢、砂糖、オリーブオイル、粒マスタード、塩、白胡椒を合わせてよく混ぜる。


マリネ液と切った人参を用意できたら


その人参をマリネ液に漬けて、ラップしてしんなりするまで一時間ほど冷蔵庫で寝かせる。


次だ。

《ポテトクリーム》を簡単に作るぜよ。🥔🍦🐰

皮付きのままよく水洗いしたあと、圧力鍋にセットして串がスっと通るまで柔らかくする。

蒸しあがったら、熱いうちに皮をむく。

熱いからって冷めてから剥くと粘り気が出るからダメなんだよ。❌🐰


なので、芋の皮をむいたそばから素早く裏漉しにかける。


裏漉したポテトをボウルに移したらマヨネーズをぶちまける。


マヨネーズを混ぜたらついでにバターを加えて混ぜ、塩、白胡椒で調味して


ポテトの濃度を「ホイップクリーム」と同じにする。


かぼちゃも同様に蒸して


裏漉しにかける。

かぼちゃは緑の皮を剥ぎ取ってから裏漉しな。🎃🐰


裏漉ししたらマヨネーズ、塩、白胡椒で味付けして混ぜておく。

これは《かぼちゃクリーム》だ。🎃🍦🐰


余った人参は花カービングにしておく。

写真右の器具はコロネ型だ、コロネ型で人参をくり抜いてからナイフで花彫りした。

花一つの直径は2cmだ。✌️🐰


カービングした人参は蒸して柔らかくする。


次だ。🐰👉

サンドイッチ用食パンをセルクル(10.5cm)で抜く。

今回は直径10cm程度の小さなスモーガストルタになる。🥪🎂🐰


抜いた右の穴の開いたパンは使わんので好きに食ってくれ(笑)。

使うのはくり抜いた左だけ。

これを6枚作る。


切り抜いた丸いパンの上に


スライスチーズ、スライスハムを重ねる。

スライスチーズは四隅の角がはみ出すのでチーズを、先ほど食パンを切り抜いたセルクルで抜いて四隅の角を切り落としてからパンに乗せる。


スライスチーズとスライスハムを乗せたら上にもう一枚同様のものを重ねて2枚にする。✌️🐰


真ん中の食パンにはキャロットラペを乗っけるが、乗せる前にキャロットラペをザルにあけて汁気を切る。


食パンに室温に戻した柔らかいバターを塗って
キャロットラペの汁気でパンが水分を吸い込んで濡れないように「防水処理」をする。


バターを塗った食パンの上に、汁気を切ったキャロットラペを乗せていっぱいいっぱいに広げる。


その上をバターを塗った側の食パンを下向きにして


キャロットラペの上に重ねてフタをする。


フタをした食パンの上にスライスチーズ、スライスハムを重ね…


その上にももう一枚同様のものを作って重ねたら


食パンでフタをする。


全て積み重ねたサンドイッチを横長のラップの上に置き、少しキツめに包む。


一回目に横向きに包んだやつを今度は縦向きに向きを変えてキツめに包む。


全てきっちりと包んだら


上から軽く重しをして冷蔵庫で30分ほど放置して形を整える。


その間に🥒きゅうりを使って写真のように飾り切り「本」📖を作る。

この囲いの中心にスモーガストルタを置くと、まるで飛び出す絵本のような雰囲気が出せるわけだ。☝🐰


真ん中に本の「背」にあたる部分のきゅうりを左右に開いて立てておく。


続いて《サラミの花》を作るぜよ。🌸🐰

おちょこくらいの口径の小さなグラスを使い、極薄にスライスしたサラミを
グラスの縁にかけて半分に折り曲げたまま縁周りに順にずらしつつサラミを数枚重ねていく。


終わったらグラスを逆さまにして皿に置き…


そのままグラスを抜くと可憐な🌸花が咲く。

これの詳細は、当ブログ内カテゴリ「テクニカルトレーニングルーム」に単独記事があってプロセスを記してるのでそちらも読んでほしい。🐰


いよいよ本体にポテトクリームを塗るぞ。✊🐰

積み重ねたサンドイッチのラップを外したら、ケーキの回転台に乗せてクルクル回しながらスパチュラを使って薄く塗りたくって厚みを均等にしていく。


側面にも塗る。


写真ように滑らかになればOK牧場。🐰👌


さてと、次だ。


更に絞り袋に小さなサイズの片目口金を取り付けてポテトクリームで側面を…


交互チェックの編み込み柄にデコレーション。


一周して繋がったら出来上がり。


かぼちゃクリームは、星口金を取り付けた絞り袋に詰める。

あとは仕込んだ材料を全て盛り付けてデコレーションすれば出来上がり。

【スモーガストルタ・飛び出す絵本仕立て】

これで全品出来上がりだ。✨

両端の空いたスペースに半分に切った🍅プチトマトをあしらった。

最初、プチトマトもケーキの上部に飾り付けするつもりだったけど、プチトマトまで置くスペースがなかったからやむなく外に飾り付けした(笑)。

🐰まぁ直径10cmと小さいんで配置スペースが限られるからなぁ。

だが、左右の空いた黒いスペースにトマトを置くことで空白部分をある程度埋められたからかえってこれで良かったと思う。

さてどうだ?なかなかのフォトジェニックだろ?。📸🐰


ガキの頃、絵本を開く度に立体的な仕掛けが飛び出す「飛び出す絵本」のギミックが楽しくて開いては閉じてを繰り返しては心を躍らせてたなぁ。🐰.。oO(📕✨🧒

あの時の感動を何とか表現出来ないかとあれこれ模索してたら今回の作品にたどり着いたわけだ。☝🐰

で、今回のやつは直径が10cmでホールケーキだと3~3.5号サイズとかなり小型だが


小さいながらもしっかりスモーガストルタしてると思う。🐰


🌸🥕花人参のカービングの両隣りに🎃🍦かぼちゃクリームをワンポイントにちょこっと絞り出し、手前にハーブのチャービルを小さくちぎって飾って中央の花の葉っぱに見立てた。

花人参はとろけるほど柔らかく、かぼちゃクリームは舌触り滑らかで甘い。


これは🥒きゅうりの飾り切り

これを三個作って周りに配置した。


開いた本の両端、つまりページをめくる「小口」部分は、写真のように下から内側に向けてずらした方が開いた本らしくなるぜよ。📖📕🐰


無数の編み込みチェック柄の側面。

まるで編みかごのような模様と質感だぜよ。🧺🐰


中身サンドイッチだと分かっちゃいるが、この佇まいは普通のホールケーキにしか見えんな(笑)。🎂🐰

これを考案した🇸🇪スウェーデンの人、素直にすげーなとは思う。

まさかサンドイッチをケーキにしちまう発想は脱帽ものだぜよ。🎩🐰


よし!🐰👉
いよいよこれを切るぞ。🔪🎂


すると中はこんな感じだ。


ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹" ŧ‹"

あーやはり甘くはない(笑)…。
味は普段から食い慣れたサンドイッチだわ、ガワはケーキだけどな(笑)。  🥪🎂

甘いケーキじゃないけど(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

( ゚д゚)小さいからってホール丸ごと食ったら腹はち切れるわっ!!


ということで以上だ、メリクリ!🖐🎅

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