ズワイガニづくしの【Crab天津飯】


皆さんこんにちは!今日のMENUです。
(´・ω・`)ノシ


本日は、頂き物の小ぶりな島根県産ズワイガニを3杯使用した贅沢な《天津飯(てんしんはん)》を作ってみました。

ちなみに天津飯は🇯🇵日本発祥の中華料理です。

それでは、カニ(Crab)の仕込みをしていきます。


さて頂いた時は生ものでしたが、こちらで既に茹でてあります。

内訳は雄ガニが1杯と雌ガニが2杯です。

蟹は生きてる時は「匹」と数えますが、ひとたび商品として市場に出回ると「杯」や「枚」と数えます。(^^)d


まず最初に、甲羅を外すと内部が現れますが
その両側に付いてる鳥の羽根のような形状の集合体が集まった三角形の部位があります。


これは、かにエラ「ガニ」とも呼ばれる部位です。

所謂ことわざで「カニ食ってもガニ食うな」のガニとはこれのことで食べれません。

エラなので細菌などが付着してる可能性もあるため、根元からむしり取って捨てます。

たとえきれいに処理したとしても、食べても美味しくはないです(笑)。

後は出刃包丁を使って蟹をさばいて解体していきます。


足は、裏側の白い部分が柔らかいので包丁の刃が入りやすく
出刃包丁を寝かせながら削ぐようにして切込みを入れていきます。


はい!これで蟹の解体作業完了しました。(^^)

左下のボウルにはカニの甲羅からほじくり出した


オレンジ色の内子(卵巣)です。

ねっとりとした濃厚な味わいで珍味としても喜ばれてますね。


では、これからこちらの部位を


カニスプーンを使って


殻から丁寧に身をほじくっていきます。


雌ガニのお腹にある外子(蟹の卵)は、ぶどうの房のように枝にがっしりとくっ付いてるので


カニスプーンのフォーク部分を使って、枝をちぎらない様にしながら
くしで髪をとかすようにして優しくほじくり出します。


これで蟹3杯分の身を部位からそれぞれほぐし終わりました。

当然ですが、結構な重量です(笑)。

それでは以下で《天津飯》を作っていきます。


ボウルに全卵三個、カニの身(内子、外子を除く)を投入。


塩、胡椒で調味したら混ぜる。


続けて白葱(刻み)をたっぷり投入して混ぜます。


フライパンを熱して油を引いたら具材を投入。


丸く成形しながら裏面を焼きます。


焼けたらひっくり返して焼きますが、中が半熟になるように焼きすぎないように仕上げます。


お皿に熱々のご飯をよそう。


焼けた卵焼きをフライパンを傾けてそのまま勢いで横に滑らせて


ご飯の上に乗っけます。

続いて天津飯の《タレ》を作ります。


フライパンにスープ(水、中華だしの素)投入。


内子(卵巣)、外子(蟹の卵)を投入。


沸かしながら浮いてくるアクを取ります。

アクが取れたら酒、砂糖、塩、胡椒で調味。


味が決まれば強火にして水溶き片栗粉で緩めにとろみ。


仕上げにごま油を垂らして


混ぜたらタレの出来上がり。


出来たタレを卵焼きの上からたっぷりとかけたら


刻み葱をトッピング。

今回は、素材の色を活かすために醤油を使っていませんが、タレが赤いのは散らばったおびただしい数のカニ卵の赤みのせいです。

【ズワイガニづくしのCrab天津飯】

あとは、ちゃちゃっと盛り付け完成!
\(^o^)/


まぁ、さすがにズワイガニ3杯も使うと


タレや


卵焼きもカニの匂いが強烈ですね(笑)。

まさに蟹づくしです。🦀


卵焼きの香ばしさに加えて白葱の甘み、カニの風味が濃厚でどっしりとしていてとても贅沢な天津飯です。

お味も最高でした!。
(≧∇≦)これはうまいねぇー。


ということで、ごちそうさまでした!
またね。(´・ω・`)ノシ

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