今日は、絶賛放送中の「グランメゾン東京」の第四話に出てきた【モンブラン・アマファソン】ぽいものを🌰栗ではなく、🍠さつまいもを使って作ります。
そして各パーツにもさつまいもを使ったオールさつまいものデザートなのです。(。・_・。)ノ
タイトルの「アマファソン」とはフランス語で「私らしく」という意味なので、「自己流」とか「オリジナル」って事だと解釈しています。
なので、【モンブラン・アマファソン】とは、日本語だとつまり、「自己流に作ったオリジナルのモンブラン」になるのだと思います。
合ってるのかな?(^^;)
さて、前回手探りで作った【ナスとチキンレバーのプレッセ】同様にドラマでは【モンブラン・アマファソン】の詳しいレシピも工程も公開されてないので、今日作るのも当ブログ流にアレンジした独自の【さつまいものモンブラン・アマファソン】になります(笑)。
では、まずは
⭕️「さつまいものポムスフレ」
を作ります。
通常の「ポムスフレ」はメークインを使ったフランスが発祥の料理の付け合せなどに使われる古典的な料理ですが、最近は一流レストランでもほとんど見かけることもありません。
もし遭遇したらラッキーな確率です。
このポムスフレはドラマの「モンブラン・アマファソン」どころか料理にも登場してないですね。
フランスが発祥なので願わくは今後登場する料理にはポムスフレが出てきて欲しいものです。(o^^o)
ではさつまいもを3mm厚にスライスして水に晒したのち、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
鍋に入れた冷たい油から芋を入れて弱火🔥を着け徐々に温度を上げます。
暫くすると芋の周囲に細かい泡が出てきてフワリ浮いてきたら
鍋を揺すって芋に衝撃を与えてピンポン玉のように膨らませていきます。
ついでにさつまいもチップスを皮付きのまま一枚揚げておきます。
残りのさつまいもは蒸して串が通るまで柔らかくしてから裏漉しします。
以降これをベースに他のパーツを作っていきます。
続いては2つ目のパーツ
⭕️【さつまいも餅】
を作ります。
これもドラマでは使用しておりません。
ボウルに裏漉しさつまいも、片栗粉、牛乳、バターを入れて捏ねるようにして混ぜたら丸めて軽く押し潰して小さなお餅の形状にします。
フライパンにバターを敷いて弱火🔥で蓋をして両面じっくりと焼き色を付けたら出来上がり。
焼けたらバットにとっておく。
続いて3つ目のパーツ、モンブランの周囲を囲う
⭕️「円筒形チュイル」
を作ります。
これはドラマでは使用してましたが、如何せんレシピも工程も公開されてなく不明なので自己流です(笑)。
ボウルに砂糖、バター、卵白、裏漉しさつまいもを入れて混ぜ合わせます。
薄力粉をふるいながら投入。
泡立て器で砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
これで出来上がりました。
天板にオーブンシートを敷きます。
そして、写真の半透明の四角い器具は、100円ショップで購入した厚さ2mmの「PPシート」を加工したものです。
まぁ、要するにプラスチック板ですが、それをカッターや糸鋸で切るなりして自作しました(笑)。
前回、「ナスとチキンレバーのプレッセ」を作った時に、ココアのチュイルが綺麗な長方形に作れなかったので、これの反省から考案した次第です(笑)。
その自作シートの中央にチュイル生地を適量のせます。
ゴムベラやスケッパーなどを直角にシートに当てて上下にスーッと動かしてチュイル生地を枠内に収まるようにして埋め込んで均していきます。
均等に収まったらシートをゆっくり外して、予熱したオーブン160℃で10~15分くらい様子を見ながら焼き上げます。
オーブンにより、焼き時間が違います。
オーブンから出したらすぐに、セルクルに巻き付けて放置します。
セルクルがなければ太めの空き缶やペットボトルなど円筒形の物に巻き付けて成形してもいいと思います。
チュイルは熱いうちなら柔らかいので、この時に巻き付けると、冷めたら形状が固定されて固まります。
続いて、モンブランの上に乗せるグルグル巻いたようなパーツ
⭕️「麺状クッキー」
を作ります。
あれはなんなんですかね?、チュイルのようにも見えますが今の私には皆目見当もつきません。(^^;)
フレンチの技法で「シュクレ・フィレ」といって砂糖、水、水飴で作った熱い飴をフォークの先端に少量付けて手首のスナップを素早く利かせて空中に糸状に飛ばして作る「糸飴細工」がありますが、あれとも違うようですね。
と言う訳で、これから作るのも自己流です(笑)。
ボウルに強力粉、薄力粉、卵、砂糖、さつまいもペーストを加えて捏ねます。
ある程度捏ねたら溶かしバターを投入して更に捏ねます。
ラップをして30分寝かせます。
30分後、もう一度よく捏ねて丸く成形して生地の反発力がなくなるまでラップをかけて15分程放置します。
これを厚さ1mmくらいに伸ばして
少し幅広の平たい麺状に切ります。
そして、お湯を沸騰させ、蒸し器に生地を入れて
蓋をして、強火🔥で10分間蒸します。
10分後、すぐに蒸し器から下の沸騰してるお湯の中に落として箸でほぐしつつ30秒間茹でます。
30秒後、すかさずザルにあけてお湯を切り、サラダ油少々を回して全体に馴染ませてくっつかないようにします。
油を馴染ませたら、すかさずザルごとボウルに入れて蓋をして蒸らします。
その間に・・・
金属製のクリップと茶こしを2つ用意して、写真のように組み立てます。
そして、茶こしの先端の輪っかを針金でグルグル巻いて繋げます。
茶こしとクリップは、いずれも100円ショップで購入しました。
高熱を加えるので熱で溶けないように、プラスチック部分がなくて全部金属で出来てるのがいいですね。
そしたら・・・
生地を箸に軽くグルグル巻き付けて横からスライドしてはずして
茶こしにふんわりとセットして、もう1つの茶こしを重ねて蓋をする。
そのまま油に投入して高温の油でカリッと揚げます。
揚がったら中身を取り出してキッチンペーパーに置いて油を切ります。
続いて
⭕️「さつまいもモンブランクリーム」
を作ります。
ボウルに裏漉しさつまいも、生クリーム、砂糖、ラム酒を投入してヘラで砂糖が溶けるまでよく混ぜ合わせておきます。
出来上がったら、モンブランクリームをモンブラン口金を取り付けた絞り袋に入れてスタンバイしておく。
続いて
⭕️「さつまいも茶巾絞り」
を作ります。
これは、ラップに裏漉しさつまいもを適量入れてラップの四隅を持って捻るだけで出来上がりです。
最後に薔薇口金を絞り袋にセットして中にホイップクリームを入れておきます。
この口金は、ロシア3D口金で、製菓用品店で入手しました。
写真は、薔薇(バラ)ですが、他にも模様がありました。
説明は後ほどします。
それでは、準備も出来たことだしいよいよ盛り付けます。
お皿の上に「さつまいも餅」を置きます。
上に「さつまいもチップス」を乗っける。
その上に「ホイップクリーム」を絞る。
ホイップクリームの周囲に「さつまいもモンブランクリーム」を下から上に向けてらせん状にグルグル巻きながら絞っていきます。
あとは、「円筒形チュイル」と「麺状クッキー」や、他のパーツを飾り付けて出来上がりです。
【さつまいものモンブラン・アマファソン】 |
あとはちゃちゃっと盛り付け完成!\(^O^)/
うーん・・・どうだろう(笑)。
事前の試作も無しにいきなりのぶっつけ本番で作りました(笑)。
まぁ 、失敗もなく頭の中のほぼイメージ通りに出来たと思います。
なんかモジャモジャ(笑)。
これだけがちょっとアレだな(^^;)。
しかし、現時点でこれ以外に他に作成方法が思い付きませんでした。_| ̄|⚫│││
今後、もっと研究しますね。
🔴※注)その後、1ヶ月以内にモジャモジャトッピングの改良版を作りました(笑)。
【抹茶とあずきの和風バスクチーズケーキ・アマファソン】
↑↑↑未来記事のこちらに載せています。
らせん状の「さつまいものモンブランクリーム」。
この円筒形チュイルは、甘くてふんわりとバターの香りが漂うサクサクと歯応えの良いクッキーです。
さつまいものポムスフレと茶巾絞りです。
冬なので重ねて、⛄雪だるまをイメージしています。(^^)
ロシア口金を取り付けた絞り袋にホイップクリームを入れて、そのまま真上からお皿に絞って上にスっと抜くだけでこのような立体的な模様が作れます。
このモジャモジャしたトッピング(笑)、ドラマに登場した物とは形状もまるで違いますが、それでもこんなのが作れました。
麺状菓子みたいにポキポキと折れて、歯応えはサクサクの練りパイのようでもあります。
味は甘くてバターのコクが口に広がります。
「さつまいものポムスフレ」の断面です。
中は当然ですが、ご覧の通り空洞です。
奥の「さつまいもの茶巾絞り」は、裏漉しさつま芋に味の細工をせずに単にねじっただけなので、味はさつま芋の甘さしかしません(笑)。
モンブランの中を割ると
こんな状態です。
外側のモンブランクリームは滑らかな舌触りで、さつまいもにラム酒の風味が効いてて、ホイップクリームと一緒に食すと美味しくてとても幸せな気分になります。(*´∀`*)
その下の「さつまいもチップス」はパリパリ。
更に下の土台の「さつまいも餅」は、モッチリとしてるけど、しっとりともしており、風味も良くて素朴な美味しさで良かったですね。(*^^*)
ごちそうさまでした!(´・ω・`)ノシ
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