【飴細工】ミルクキャラメル細工の金魚


🎍謹賀新年🎍

2022年元旦「ブログ始め」の一発目は、江戸時代から伝わる🇯🇵日本の伝統工芸である《飴細工》から幕開けぜよ。🌅🐰

今日の飴細工だけど、通常材料の砂糖とか水飴は使用せずに市販のミルクキャラメルを溶かして簡易的に作ろうと思う。

これまでブログで作ってきた他の飴細工といえば単純な「シュクル・フィレ(糸飴細工)」を始め「龍鬚糖(ロンシュータン)】龍ひげ飴、最近だと空に浮かぶ「ヘリウムガス飴風船」が新しいけど、今日は躍動感(?)溢れる金魚を作るぜよ。✊🐰

ちなみに金魚の中華まんバージョン「【金魚まん】ありそうでなかった中華まん」は、遡ること去年11月に作ったんで今日はこれの飴細工版って訳だ。☝🐰

その中華まんの時は、イーストベーキングパウダーが入ってるから膨らんでデフォルメされたようなユーモラスなフォルムになってしまったけどな(笑)。


さて、今回の準備は写真に収まるたったこれだけだから少なくて済む。☝🐰

正月はあまり動きたくないから助かるぜよ(笑)。


まず、飴の切り出しに使う和ばさみ(握りはさみ)箸1本に、左が飴を練る時に使うシリコンマット


そして、青いドライヤーみたいなやつが🔥🔫ヒートガンと呼ばれる道具で、取っ手の後ろにスタンドが付いてて、写真のように立てても使える。

今回は造形中に固くなった飴の一部に熱風を当てて局所的に柔らかくしたりする目的で使用する。

このヒートガン、ドライヤーみたいな形状だが、普通のドライヤーよりは温度がべらぼうに高過ぎるため、頭部に壊滅的なダメージを与えるので髪を乾かしたりには使えない。

吹き出す熱風がほとんど🔥バーナーと変わらんからな。☝🐰

もしこれで髪を乾かそうものならたちまち髪が燃えて頭皮に大やけどを負うから⚠️絶対禁止⚠️だ。

まぁ、別にヒートガンがなくても普通のドライヤーの熱風でも大丈夫だぜよ。

それでは腕まくりして今年も行くぜよ。💪🐰


まずは鍋に入れたミルクキャラメル電気保温トレイに乗せてじわじわと溶かす。


キャラメルの種類やメーカーにもよると思うが、だいたい70℃くらいでグニャグニャと柔らかくなり細工しやすくなってくる。

ドロドロの液体になるまで溶かすんじゃなくて、自分で確認して練るのにちょうど良い固さで加工しやすいかな…と判断する固さになればOK。🐰👌


柔らかくなったらヘラで折り畳んで


練るようにしてひとまとめにする。


まとまったキャラメルをシリコンマットに取り出してある程度練りやすい熱さに下がるまで手で練る。

溶けて流動性のある飴はヤケドするほどめちゃくちゃ🔥熱い🔥からゴム手袋をした方がいいぞ。☝🐰

👉🐰私は熱さに慣れてるので素手でも平気だけどな。🖐🐰


さて、用意しておいたに、細工するのに程良い熱さにまで下がったキャラメルを突き刺して丸める。


ヒートガンの熱風を当てて、飴をクルクル回し、シワを無くすようにして表面をきれいにする。


そしたら箸を持ち、球形の飴を片手の人差し指と親指で少し流線型になるように押し潰し、和ばさみを使って箸を境目に右の細い方を縦半分に切り二つに分けて、まず尾びれを作る。


二つに分けた尾びれのうち、一つ目の尾びれの中央に和ばさみで切り目を入れてV字に開く。

次に和ばさみで尾びれの上部を軽く噛むように挟んで刃の跡を上から下に向かって入れて行き、ヒレの筋を順に作る。

1つ目が終わったら、2つ目の尾びれも同様に。


次に頭部に移動して、和ばさみの先っぽを突き刺してちょいと摘み飴を彫り起こして隆起させてを作る。

こっちが済んだら裏側も同様にだ。


目が終わったら尻びれを作る。

尾びれの横、左下腹を和ばさみで斜めに深く切り込み、切った飴を横に引っ張って伸ばし、和ばさみでヒレを軽く噛ませて順にヒレに筋を入れる。

逆側は、右下腹を和バサミで切って同様に。


次に胸びれを作る。

左側面を和ばさみで斜めに大きく切って、切った飴を横に引っ張って伸ばし、伸ばしたヒレに和ばさみで軽く噛むように挟んで順に筋を入れる。

逆側も同様に。


最後に背びれを作る。

背中側、尾ひれのすぐ後ろ中央を指で少し摘んで隆起させて、その後ろを和ばさみで斜めにチョキンと切る。

切った飴を指で摘んで小さな三角形に隆起させてから背びれの形に整えて和ばさみを使ってヒレに筋を入れる。


あとはちょいちょいと鼻、エラブタを作ったら金魚の形に整えていく。

飴が固ければヒートガンにサッと当てて柔らかくしながら仕上げ作業する。

固いまま飴を切ると、割れたり欠けたりするから注意だな。☝🐰

造形が完了したら最後の仕上げにヒートガンの熱風を全体的に遠めに当てて表面を滑らかにするとともに艶を出したら完成だ。

【ミルクキャラメル細工の金魚】

これで出来上がりだ。✨

正月から矢も盾もたまらず作ってしまったが、適当に作ったにしてはまぁまぁ納得の出来映えかなと。🐰


箸に巻き付けた飴の塊から完成までにかかった時間は、私の場合だと2分だ。✌🐰⏰

飴細工は、固まるとやりにくくなるので、とにかくスピードというか手際の良さが要求される。


しかし、まぁこれで市販のミルクキャラメルでも工夫次第で他の造形も細工できることが証明された訳だ。

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うん…細工した後はカチカチに固い飴だけど、普通に甘いミルクキャラメルだな(笑)。🍭🐰

金魚キャラメル(゚д゚)ア-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

( ゚д゚)ミルクキャラメルで作る飴細工は、温故知新的な感じだったな!

では今年も宜しく。✋🐰

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